2017年3月12日(日)電撃文庫 春の祭典2017
UDXステージ14:00~14:40「天使の3P!」ステージ オフィシャルレポート
スクリーンに本日初公開のPV映像が流れてステージがスタート。
その後、貫井くるみ役・日高里菜さん、鳥海桜花役・伊藤かな恵さんがステージに登場し、会場のボルテージが急上昇。「凄い人!男の人ばっかり!でも女の子もいる~!」と沢山の人で埋まっている会場に日高さんと伊藤さんのテンションも上がります。「皆さん、PVいかがでしたか?」と日高さんが問いかけると、客席から大きな拍手と歓声が返ってきて、日高も「かわいかったですよねー!」と嬉しそうにコメント。スタートから大盛り上がりの会場に、日高さんは「でもさ、ここに来てくれている人たちはみんな小学生が好きなんでしょ?」と問いかけると、会場の熱は更にアップしました。
「こうやって2人で進行するのってはじめてじゃない?なんか、かな恵さんがお姉さんに見えるもん!なんで!?」と日高さん。どうやら伊藤さんはヒールの高い靴を履いてきたようで、「今日、里菜ちゃんと同じくらいの身長じゃない?」と言う伊藤さんに対して、「いや、それはないけど!」と日高さんがすかさず一蹴するなど、さすが、「ロウきゅーぶ!」で共演していた2人の息はぴったりのようです。
そのまま2人でステージを進めていこうとすると、「ちょっとちょっと!待ってくださーい!!」と貫井響役の井上雄貴さんが登場。日高さんの「井上さん、小学生は好きですか?」と問いかけると間髪いれず「大好きです!」と元気よく答える井上さんに、同じく小学生が大好きな会場は大盛り上がり!
「続きまして、今から登場してくれる3人はですね、なんと、本日初お披露目になるバンド衣装を着てくださっているんですよ!それでは、呼んでみましょう!」と日高さんが呼ぶと、キービジュアルでキャラクターが着ているデザインの衣装に身を包んだ、五島潤役・大野柚布子さん、紅葉谷希美役・遠藤ゆりかさん、金城そら役・古賀葵さんの3名が登場!かわいらしい衣装を着た3名の姿に会場の熱も更にアップしました。それを見た井上さんの「あの~、僕のロリータ衣装っていうのはないんですか?」とまさかの問いに驚く女性陣。「需要が無いそうなんで・・・」と井上さんは少し残念そう。
今回は「電撃祭2017 in 札幌」の会場でステージのライブビューイングも実施ということで、カメラに向かって「みなさ~ん、見えてますか~?」と手を振る一同。「声は聞こえないけど、きっと見てくれてるよね!」と多くの人にステージを見ていただけていることを喜んでいました。
それぞれ椅子に座る場面でも身長の話に。大野さんはなんと143cmとかなりの小柄で驚く一同。それに対して「2m」と伊藤さんが言うと、対抗するように「じゃあ私2m10cm~!」と言う大野さん。並んで背比べするなど、なんだか小学生らしい話題で盛り上がるメンバーなのでした。
キャラクター紹介では、「響はひきこもりだけど、やるときはやるんですよ!出会った小学校3年生に・・・」と井上さんが学年を言い間違えてしまうハプニングも。「本音が出ちゃいました(笑)ほんとは3年生ぐらいが・・・」と冗談交じりに言うと会場は大爆笑!
大野さんは「潤ちゃんは泣き虫で臆病な子なんですが、芯は強くてしっかりした子なんです!」と自身の演じるキャラクターを説明すると、伊藤さんが「大野ちゃんがかわいいんだよねぇ。」と一言。
「希美ちゃんは、勝気な性格で、みんなを引っ張っていくポジションなんですが、やっぱり小学生らしさもあってかわいらしい一面もある子です。」と話す遠藤さんはキャラクターと同じ髪型にして、気合ばっちりの様子。
古賀さんは「そらちゃんは、いつも眠たそうな感じでマイペースな女の子です」と説明すると、「のほほんとしていて、古賀さんに似てる~。」と日高さん。しかし、遠藤さんが「普段からぽわ~っとしてる」と言うと古賀さんが「馬鹿にしてる?」と返したところ、すかさず「ユニットは仲良くないと絶対うまくいかないよ!」と、日高さんから先輩らしいありがたいフォローが。大きな拍手が沸き起こりました。
響の妹であるくるみは、日高さんいわく”お風呂担当”。「3人がかわいいから強いじゃないですか!そのままじゃ勝てないからお風呂。それが強みかなと!」と、話す日高さん。本編でも描かれるであろう響とくるみのお風呂シーンに期待が高まります。
最後に「響のクラスメイトで、巻き込まれ担当というか・・・」と伊藤さんが説明すると、日高さんが「なんか、かな恵さんってそういう役多いよね?」と一言。「『天使の3P!』のドラマCDで桜花ちゃんをやるときにディレクションがあったんですが、ほぼ(『ロウきゅーぶ!』の)葵です、って言われてしまって・・・」と、アフレコ時のエピソードも語ってくれました。
続いてはスリーピースユニットの活動についての話題に。3人は実際にバンドでユニット活動をするということで、キャラクターと同じく、大野さんはギター、遠藤さんはベース、古賀さんはドラムを猛特訓中。伊藤さんから「里菜ちゃんも『ロウきゅーぶ!』のとき、ダンスとか大変だったんじゃない?」との質問に対して、日高さんは「あっという間に歳はとるものなんだなと。大丈夫だと思ってたんですけど、膝を痛めたりとか。膝がねぇ、もうパーンって。」と話したあと「健康第一ですよ!あと仲良く!」とエールを送りました。それに対して、大野さんが「この間、3人でご飯を食べにいったんですよ!」と言うと、「飲みに行きました!」と遠藤さんが大人っぽく訂正し、すでに息が合っていて仲が良さそうです。
今回、キャラクターと同じくバンドとして活動する大野さん、遠藤さん、古賀さん。スクリーンにはキャラクターの持つものと同じ楽器を持って練習に励む3名の写真が映し出されました。次に映し出された写真には井上さんも写っており、「5ヶ月前の最初の合同練習のときだけ、見に行かせていただいたんですが、大野さんに至っては、初めてギターに触ったばっかりぐらいだったんですよ。そのときから5ヶ月経って1曲はかろうじて弾けるようになったと聞いて、すごいなと思いました。」とコメント。井上さんは楽器経験者とのことで、遠藤さんは「リアル響君みたい!!」と言うと、「小学生が好きなだけじゃないんですね~!」と日高さん。またしても大きな笑いが起こりました。
最近は、楽器だけではなくて、ドラマCDに収録される歌や、今日のPV映像で使われていた楽曲のレコーディングをしたとのこと。古賀さんは「そらちゃんはゆっくりで脱力系な感じで、キャラクターとして歌うのが面白くもあり難しくもありました」と、レコーディングでの苦労話も聞かせてくれました。
ここで、何度か話題に上がっていた、ドラマCDの話に。今回は特別にドラマCD本編の内容を少しだけ聞いていただきました。
ドラマCD第1話を少し流した後、今回のドラマCDが全員そろっての初めての収録だったということで、「どんな感じで演じてくるのかな?とか、一緒に収録したことで、全体のバランスも見れて楽しかったです。」と遠藤さん。古賀さんも「アニメのアフレコに向けていい準備運動ができました。」と話していました。
続いて流したのは第2話。ロリものらしからぬムーディーなBGMと放送禁止スレスレの響の台詞に、会場がどよめき、「ちょ、ちょっと待ってください!!」慌てて止める井上さんですが、会場からは割れんばかりの拍手と歓声。「響君なにしてんの!」と女性陣からお叱りの言葉を受ける井上さんは「原作を読んでください!」と焦り気味に返し、「こういうシーンもどこまでやっていいのかなって思ったんですけど、行き過ぎない程度に行き過ぎるようにやってみたので、楽しんでいただけたらと思います。」と、アピールしました。
伊藤さんは、第3話で「ロウきゅーぶ!」の葵と「天使の3P!」の桜花の2役を演じ、今回はその中でも2人の掛け合いシーンを少し流しました。「演じ分けようとしたんですが、もっと寄せてって言われてしまって、当日セリフも変わって、『他人のような気がしないわね』ってセリフが入って、まさかのネタになってしまったので、そういうシーンとして受け止めてください!」と伊藤さん。日高さんも、掛け合いはありませんが、「ロウきゅーぶ!」の愛莉と「天使の3P!」のくるみの2役を演じています。
ステージもいよいよ終盤というところで、なんと、3P!メンバーが1曲歌うことに!会場の都合もあり、楽器の演奏はできませんでしたが、練習風景の映像をバックに、ドラマCDにも収録された「BLUE TEARS」を初披露しました。
3名ともかなり緊張していたとのことですが、お客さんのあたたかい手拍子や掛け声のおかげもあり、楽しく歌えたということで、今後は楽器を弾きながらのパフォーマンスにも注目です!
大野さん、遠藤さん、古賀さんのパフォーマンスも終わり、ステージの最後に各キャストから一言ずつメッセージ。
「原作も全て楽しく読ませていただいているのですが、言わずもがな、小学生は最高です!!(会場から大歓声!)ということで、みなさんに最高のロリをお届けするお手伝いをさせていただけたらと思います。」(井上さん)
「とってもとってもかわいい作品なので、TVアニメも皆さんに好きになってもらえるように精一杯がんばりたいと思います。」(大野さん)
「色々とレコーディングも進んでおりますので、アニメも音楽も楽しみにしていただけたらと思います。」(遠藤さん)
「アニメに向けて色々と楽しみな情報をこれからも用意していくので、気持ちを高めて待っていてください!」(古賀さん)
「アニメのアフレコはまだですが、桜花ちゃんを演じるのが今からとっても楽しみです。アニメをお待ちいただきつつ、3人のバンド活動も一緒に応援してあげてください。」(伊藤さん)
「3人の歌も含めて、私もいちファンとしてすごく楽しみです。そしてなんと言っても、大好きな『ロウきゅーぶ!』を作ってくださった蒼山サグ先生の作品にまた出演させていただけること、すごく光栄に思っています。あと、今日は発表できないんですけど、他の『ロウきゅーぶ!』メンバーもどの役で参加するのか、楽しみに待っていていただければなと思います!」(日高さん)
「どうもありがとうございました!」とキャスト全員で挨拶し、大歓声の中ステージは終了しました。